BegieAdeII ~偽りのハレルヤ~[体験版レビュー][2024年01月19日発売]

タイトル画面

最初は野戦病棟に大怪我をした女性が運ばれてくるシーンで始まる。

この作品の主人公の1人「ローゼリッテ」である。

時代背景として「ヴァラム帝国は現皇帝即位後、戦争を繰り返した」とされている。

しかし、それも過去の話で今は復興が完了し平和な時代になっている。

場面は平和になったヴィラム帝国・タルーザ地方の小さな村「エイベル」に切り替わる。

そんな平和な村に賊が襲撃してくる。

彼らの目的は教会にいるシスター、そしてシスターと行動を共にする女性とのこと。

賊たちは村を滅茶苦茶にされたくなかったら、その2人の女を差し出せと村長に圧力をかける。

賊から逃げるシスターの少女とフードの女。

体力が持たないシスターは囮になって、フードの女だけでも逃がそうとする。

フードの女は魔法が使えるらしく、賊を「消し炭み」にすると言うが、シスターはそれを許さない。

言い合いの結果、シスターが囮として残ることになる。

盗賊の首領「デオルク」は奴隷商の「リオラノ」に捕まる相手は合っているか確認する。

シスターの名前は「アメリア」と言い、この作品の主人公の1人となる。

なぜか、彼女は奴隷商に名指しで狙われている。

デオルクは抵抗すれば村に火をつけると脅す。

観念したアメリアは投降する。

しかし、デオルクのもう1つの目的は「フードの女の殺害」だったので、アメリアの投降とは無関係に盗賊の部下たちにフードの女を探すよう命じるのであった。

フードの女がなかなか見つからず、いらつくデオルクの元に、部下から「帝国軍が村にやってきた」という報告を受ける。

帝国軍のあまりにも早い到着に、身内に裏切り者が居たのではと思うデオルク。

しかし、それを言っても始まらないので盗賊たちは帝国軍から逃げようとする。

帝国軍の先頭に立つのはヴァラム帝国の皇太子「ユーリ・ハウゼン」であった。

盗賊たちはこんな場所に皇太子が出撃していることに驚く。

盗賊の奇襲からユーリを守るローゼリッテ。

最初のシーンで怪我をしていた女性である。おそらく、まだ病み上がりでありユーリからも体調を心配される。

盗賊たちが襲いかかってきて、戦闘画面へと移行する。

1人で戦えるというローゼリッテだったが、ユーリの命令で兵士たちを連れて行くことになる。

ローゼリッテは帝国の「近衛十二騎士団の一柱」とされており、兵士たちから尊敬されている。

次々と倒される盗賊たち。

そして、盗賊の首領「デオルク」は帝国軍に囲まれて逃げ場を失う。

手柄を取ろうと焦った兵士がデオルクに襲いかかるが、逆に捕まってしまう。

デオルクは兵士を人質にこの状況を打破しようとするが、ローゼリッテには人質など関係ないと言い切る。

このままでは人質もろとも殺されると思ったデオルクは人質を離して投降する。

盗賊が狙っていた女が教会にいるという情報を元に、ユーリとローゼリッテは教会に向かう。

すると、奴隷商のリオラノをなんとか倒したアメリアの姿があった。

アメリアを無事に保護したローゼリッテ。

帝国軍が盗賊たちを制圧して、一段落つく。

その一部始終をじっと観察していた謎の女性がいるのであった。

タルーザ地方の地図を後ろに、何が起こったのか文章で語られる。

どうやら盗賊の襲撃は数日前からリークされていたようだ。

皇女イリスの命令で皇太子が直々に出撃する形となった。

村の復興計画などを話す中、この村が警備兵もつけず無防備だったことに違和感を覚えるローゼリッテ。

中央都市レーベの城主がその判断をしたらしい。

近衛十二騎士団ということでやたらと兵士たちから話しかけられるローゼリッテだったが、そこにアメリアが美味しいパンを持って現れる。

アメリアは医術式を使えるシスターであり、ローゼリッテがまだ本調子でないことを見抜く。

ローゼリッテも本来の実力を出すような負担のかかる戦い方はできないと白状するのであった。

アメリアと話しているところにユーリが現れる。

奴隷商がなかなか口を割らない話や果実酒の話をするユーリだったが、最終的にユーリはローゼリッテを夜の散歩に誘う。

ユーリとの散歩をするローゼリッテは、途中で捕まっているデオルクを見る。

ローゼリッテに一瞥されたデオルクは「笑いものにされた」と思い激高する。

ユーリの後をついていくと、そこはホタルのような光を放つ虫がいる綺麗な場所であった。

どうやらユーリとローゼリッテは婚約関係にあるようだ。

皇帝が決めた婚約とはいえ、2人はそれとは関係なく愛し合っている。

激高したデオルクは兵士たちの手で民家に閉じ込められる。

そんなデオルクの前に謎の女性が現れる。

デオルクの怒りを煽る女性は自分のことを「ベギーアデ」と名乗り、本に変身する。

そして、デオルクに「僕を手にするといい」とうながすのであった。

ユーリとローゼリッテが仲睦まじく話しているところに、魔物の大群が現れる。

アメリアと兵士たちと合流するローゼリッテとユーリ。

どうして魔物の大群が村を襲ってきたのか理解できずに混乱する。

兵士たちと一緒になって魔物を倒していくローゼリッテ。

そこに、魔物を引き連れたデオルクがやってくる。

デオルクは自分は神に選ばれた存在だと豪語して「魔物使役術」を使いこなしていた。

離れて行動していたアメリアが魔物たちに捕らえられ人質にされてしまう。

だが、ローゼリッテは国のために人質など関係なく戦おうとする。

だが、戦闘能力も上がっていたデオルクを倒すことができない。

ローゼリッテは無理を押して、本来の力を発揮して魔物たちを排除する。

だが、そこに皇太子のユーリまで人質として現れる。

人質など関係なく戦ってきたローゼリッテだったが、ユーリを人質にされたことで抵抗することをやめてしまう。

捕まったローゼリッテはユーリの身代わりになろうと申し出るが、デオルクからは却下される。

何よりデオルクはローゼリッテ自身にムカついており、そもそも話を聞こうとしない。

魔物たちを完全に従えているデオルクは盗賊の部下たちは不要と判断し、ここに置いていくことにする。

縁を切る置き土産としてローゼリッテを部下たちに差し出して、犯せ！とデオルクは命じるのであった。

興奮した盗賊たちは抵抗できないローゼリッテとアメリアに襲いかかる。

デオルクはユーリを連れて姿を消し、奴隷商のリオラノは残された盗賊たちと手を組み、商売の話を始めるのであった。

捕らえられたローゼリッテは腹いせに盗賊たちからアナルを犯され続ける。

ローゼリッテがアナルを犯され続けていた理由はアメリアが「処女結界」で守っていたからであった。

牢屋に閉じ込められていた2人のところに、まだ犯し足りない盗賊たちが現れる。

だが、アメリアの思わぬ反撃に盗賊は剣を落としてしまう。

これをチャンスと見たローゼリッテは、その剣を即座に拾って盗賊たちを倒し、牢屋から抜け出す。

盗賊たちに追い詰められたものの、2人は奪われていた武器を取り戻す。

ローゼリッテと共にアメリアも戦う決意をする。

アメリアが戦闘に参加することで「COOPスキル」を使えるようになる。

右上にある「ACP」というのが「アメリアのCOOPスキルポイント」になる。これを消費してアメリアのスキルを使うことが可能だ。

攻撃スキルはターンを消費するものの、回復・補助スキルは「ターンを消費せず」に発動できるので強力だ。

医術士を目指した理由を語るアメリア。

傷ついた人を救いたいという気持ちからローゼリッテと共に戦いたいと言う。

民間人は戦わせられないと言うローゼリッテだったが、アメリアの強い覚悟を見て、共に戦うことを承諾するのであった。

武器を取り戻したものの、ローゼリッテの指輪や手記がなくなっていた。

アメリアはローゼリッテに自分の手記を手渡して使って良いと言う。

ここから自分の意志でセーブができるようになります。（自動セーブは何度かあった）

ここからは「戦闘H」という要素が追加される。

H攻撃をされると右上の「TP」が減っていく。

「TP」が0になると服を破かれる。服を破かれた状態で再び「TP」を0にされると拘束されて犯される。

敵からH攻撃をされるとエロシーンが見れる。

TPが0になると画像のように服が破れる。

その代わりTPはまた100に戻る。

服が破れた状態でTPがゼロになると敵に拘束されてHシーンが始まる。

追い詰められるローゼリッテたち。実力では上回るが、敵の多さにジリ貧になる。

突然、魔法が放たれ盗賊たちが倒される。

最初、アメリアと一緒に行動していたフードの女はこの助けてくれた「リリック」らしい。

盗賊を一掃した大魔法は1回しか使えないというリリック。

しかし、共に戦うことでこの状況を突破しようとする。

リリックが共闘することで右上に「LCP（リリックのCOOPポイント）」が記載される。

アメリアと同様に攻撃スキルはターンを消費するが、回復・補助スキルはターンを消費しないのでそちらを使うのがメインになりそうだ。

盗賊たちを倒したローゼリッテたち。しかし、まだ追手はいるのでリリックは川に飛び込んで逃げようと提示する。

危険性を指摘するローゼリッテにこのままアメリアを引き連れながら盗賊たちから逃げるのは難しいとリリックは指摘する。

アメリアもリリックの案に賛同したところで、リリックはローゼリッテの決断を待たずに川に飛び込んでしまう。

全員が川に飛び込んで逃げるところで体験版終了となる。