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花鐘カナデ*グラム Chapter1 小桜結【エロ画像あり】
ここは都内、湾岸地帯にある湊十区(みなとく)―――。
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今日は年の瀬も迫る、二学期最後の日。
成稜学園の何でも屋、黄昏部に所属する後代灯(ごだいともり)は、いつになく大きなため息をついた。
部長的存在の‘‘奏’’は、言葉巧みに俺を翻弄する。巨乳を強調して。
そこへ元生徒会長の‘‘コトナ’’が、お菓子片手に作業の邪魔をしてくる。巨乳を揺らしながら。
後輩の‘‘結’’に至っては、隙あらば腕を絡めてからかってくる。巨乳を押しつけつつも。
そんな状況で、メイド係の澄玲が笑顔でお茶を淹れてくれた。その前屈みの谷間に癒されて。
そんなおっぱいのある部……じゃなくて。
可愛い女の子たちに囲まれた黄昏部で、俺は慌ただしいながらも楽しく作業に取りかかっていた。
年末恒例、1年間の感謝を込めての大掃除というやつだ。
みんなで騒がしく部室を片付けていると、そこで見覚えなのない‘‘古びた小箱’’を見つけた。
開けてみれば、中に入っていたのは小さな鍵と差出人不明の手紙。
『――私は黒き旅人』
『時の天球は破壊され、世界の均衡は崩された』
手紙には意味の分からない言葉が綴られているだけ。
それは、まさに黄昏部に遺された最後の謎(アリスグラム)。
この手紙が意味するものとは? そして深まる女の子たちとの関係やいかに?
果たして、彼らの選ぶ未来とはいったい……?
主人公・後代灯のちょっと不思議で楽しいエッチな物語が今始まろうとしている。